社会保険労務士について
社会保険労務士とは、社会保険労務士法に基づいた国家資格者です。社会保険労務士は、専門的な知識を活かし、企業における社会保険、労働保険の事務処理や人事、労務管理、年金相談、就業規則の作成、安全衛生管理などを行います。 「社労士」「労務士」とも呼ばれています。
社会保険労務士になるには、毎年1回、厚生労働大臣が実施する社会保険労務士試験に合格し、社会保険労務士の資格取得後、2年以上の実務経験がある者で、全国社会保険労務士会連合会が備える、社会保険労務士名簿に登録する必要があります。
社会保険労務士の主な業務には、
・申請書の作成、提出代行
労働及び社会保険に関する、行政機関に提出する申請書、届出書、
報告書、審査請求書、異議申立書、などの書類作成や、提出の代行。
・事業における帳簿書類などの作成
労働者名簿、賃金台帳、就業規則、賃金・退職金規程などの作成。
・コンサルタント業務
賃金管理や人事、労働時間、安全衛生、年金などの労務管理の相談や指導。
などがあります。
特定社会保険労務士
特定社会保険労務士とは、一定範囲のADR(裁判外の紛争解決手続)の代理権を持つ、社会保険労務士のことです。
特定社会保険労務士となるには、社会保険労務士が研修を受けて、紛争解決手続代理業務試験に合格しなければなりません。(第1回の特定社会保険労務士試験の合格率は76%となっています)
特定社会保険労務士が必要となったのは、個別労働関係紛争の急増にあります。残業代の不払い、給与の不支給などの労働関係トラブルを解決するため、労働法令の専門家である社会保険労務士に対する役割が求められています。